パワハラやアカハラ、早稲田大が教授2人を解任や停職処分
読売新聞オンライン 2020/1/24(金) 18:35配信
早稲田大は24日、学生や同僚の教員にパワーハラスメントやアカデミック・ハラスメント(立場を利用した嫌がらせ)を行ったとして、50歳代の男性教授2人を解任や停職処分にした。
発表によると、大学の付属機関所属の男性教授は2018年5月から約1年間、同僚の複数の任期付き教員に「任期更新はない」などと会議で何度も発言。教授に更新の権限はなかった。同年7月には授業で、時間的に完了が困難な課題を学生に出し、解任された。
また、国際学術院の男性教授は16年度、学生に懇親会への参加を強制し、欠席した複数の学生に叱責(しっせき)や不快な言葉を浴びせ、停職1か月の懲戒処分とされた。
2人は事実関係を認めているという。同大は「研修などを行い、再発防止に努める」とコメントした。