ソウル大、チョ・グク教授の職位解除…「正常な講義進行が困難」

ソウル大、チョ・グク教授の職位解除…「正常な講義進行が困難」
中央日報日本語版 2020/1/29(水) 18:04配信

ソウル大学が法学専門大学院に教授として在職中のチョ・グク元法相の職位解除を決定した。

ソウル大は「正常な職務遂行が困難だと判断し、関連規定に基づいて29日付けで職位を解除することにした」と明らかにした。

ソウル大は「職位解除は有罪・無罪を判断する懲戒とは異なり、教授としての職務を停止させる行政措置」と説明した。

私立学校法に基づき、所属教授が刑事事件で起訴された場合、学生の授業を受ける権利のため職位解除が可能だ。ソウル大は国立大学法人だが、教員懲戒に関する規定では私立学校法を適用する。

職位解除の状態ではチョ元法相は教壇に立つことができず、3カ月間は月給の50%、それ以降は30%が支給される。

チョ元法相は2017年5月に青瓦台(チョンワデ、大統領府)民情首席に抜擢され、ソウル大学の教授職を休職したが、民情首席の職から退き、昨年8月1日に復職した。

その後、法相候補に指名されて9月9日に休職したが、長官職辞退により10月15日に再び復帰した。先月は2020年度1学期の講義「刑事判例特殊研究」のシラバスをソウル大学の講義予約システム(CRS)に登録していた。

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