推薦入試で便宜、見返りに保護者から接待・商品券…県立高教諭に有罪判決

推薦入試で便宜、見返りに保護者から接待・商品券…県立高教諭に有罪判決
読売新聞オンライン 2020/2/21(金) 11:36配信

 福岡県立高校の推薦入試で便宜を図った見返りに、受験生の保護者から飲食接待や商品券の提供を受けたとして、受託収賄罪に問われた同県直方市の県立高校教諭本田竜大(りゅうた)被告(40)(起訴休職中)に対し、福岡地裁小倉支部(松村一成裁判官)は21日、懲役1年、執行猶予3年、追徴金約13万円(求刑・懲役1年、追徴金約13万円)の判決を言い渡した。

 起訴状によると、本田被告は県立八幡南高(北九州市)のサッカー部顧問だった2015年8月、部活動推薦での入学を希望する受験生の父親から便宜を図るよう依頼されて約1万3000円相当の飲食接待を受け、合格発表後の16年3月にも約1万7000円相当の飲食接待と10万円分の商品券の提供を受けたとしている。

 受験生は同高に合格した。父親については、贈賄罪の公訴時効(3年)が成立している。

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