無犯罪証明書、首相「できるだけ早く具体化」…わいせつ教員相次ぎ
読売新聞オンライン 2021/2/4(木) 20:32配信
教員による児童生徒へのわいせつ行為が相次ぐなか、菅首相は4日の衆院予算委員会で、教育現場など子供と接して働く際に性犯罪歴がないことを示す証明書を求めることについて、「関係省庁がしっかり連携してできるだけ早く具体化し、子供を性被害から守る取り組みを進めていきたい」と述べた。
昨年12月、政府が閣議決定した「第5次男女共同参画基本計画」には、子供が活動する場で働こうとする際、海外で活用されているこうした証明書を求めるよう検討することが盛り込まれた。
また、教員が懲戒免職などで免許失効後、3年たてば再取得できる教員免許法の改正について、萩生田文部科学相は同日の衆院予算委員会で、「引き続き取り組んでいく」と述べ、今後の検討に意欲を示した。