学長の発言に揺れる旭川医大 教職員が辞職求め署名活動を開始 北海道
HBCニュース 2021/2/9(火) 22:07配信
旭川医科大学の吉田晃敏(よしだ・あきとし)学長の不適切発言などをめぐり、大学教職員らが9日、学長の辞職を求める職員対象の署名活動を始めました。
署名活動の発起人は、旭川医大の教授ら17人と、名誉教授など大学OB5人からなる「旭川医科大学の正常化を求める会」です。
署名活動の趣旨は、吉田学長に「辞職」を求め、すみやかに辞職しない場合、文部科学大臣に解任の申し出を行うことを学長選考会議に要請するものです。
HBCの取材に対し、発起人の1人は、署名活動を行う理由について、吉田学長の新型コロナ医療に関する不適切発言や、古川病院長の突然の解任などを挙げ、「大学の価値を低め、ガバナンス機能を完全に破綻させた責任は重い」と批判するとともに、「教職員で力を合わせ、大学を立て直さなければいけない」と説明しています。
署名活動は、旭川医大の教授、講師、看護師など職員およそ2000人を対象に行われ、吉田学長と学長選考会議に提出します。
2月9日(火)午後10時05分配信