SNSいじめを学校に相談も… 女子中学生自殺で第三者による調査が始まる
CBCテレビ 2021/3/23(火) 18:56配信
SNSに悪口を書かれたと学校に相談していた名古屋市の女子中学生が今月、自殺したことを受け、第三者による事実関係などの調査が始まりました。
「(いじめが)実際にあったのかという事実確認と、それが事実であれば、学校などの対応が適切だったのか、そういうことを検証したい」
(いじめ対策検討会議 山田敦朗会長)
今月9日、名古屋の市立中学校の1年生の女子生徒が学校から帰宅した後自殺をはかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。亡くなる3カ月以上前、女子生徒は、学校にある相談をしていました。「SNSで、嫌がらせを受けている」…。
名古屋市の教育委員会によりますと、亡くなった女子生徒は、無料通信アプリLINEのグループ上で同じ学校の生徒2人に悪口を書かれるなど嫌がらせを受けていたということです。
女子生徒が最初に担任の教諭に相談したのが去年の11月27日。そして12月上旬には、母親も一緒の三者面談で、再度、担任に相談しましたが、「いじめていた生徒の名前は言いたくない」と…。
「名前は言いたくないとのことだったので、(悪口を書き込んだ生徒への)直接の指導は行っていません」
(名古屋市教育委員会の会見)
女子生徒はことし1月中旬に担任に初めて悪口を書き込んだ2人の生徒の名前を伝えましたが、学校側は「仕返しが怖い」という女子生徒の言葉を受けて、結局、生徒2人に直接指導することはありませんでした。
教育委員会は、いじめの「重大事態」に当たると判断。事実関係を詳しく調査するため22日、医師や弁護士など第三者で構成する検討会議をはじめて開きました。会議は非公開でしたが、自殺に至った経緯や学校が生徒に実施したアンケートの内容などについて教育委員会が報告したということです。
「我々としては諮問を受けたので、きちんと調査を行う。いじめだったら、関係する生徒にどういう指導を行うべきかなどを含めて、提言という形でまとめていく予定」
(いじめ対策検討会議 山田敦朗会長)
検討会議では、今後、学校が実施したアンケートをもとに、生徒や遺族への聞き取りを行っていく方針です。