わいせつ処分歴隠した臨時教諭を懲戒免職/埼玉県

わいせつ処分歴隠した臨時教諭を懲戒免職/埼玉県
テレ玉 2021/3/31(水) 22:01配信

県教育局は、過去に教え子にわいせつな行為に及んで、懲戒免職となったにもかかわらず、処分歴を隠して13年間にわたって県内の中学校で働いていた47歳の男性臨時教諭をきょう付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。

先月、過去の懲戒処分歴を教育委員会が閲覧できる期間が3年から40年に延長され発覚したもので、全国で初めてのケースとみられています。

懲戒免職処分となったのは、三郷市立彦成中学校に勤務する、臨時採用の酒井仁志教諭(47)です。

酒井教諭は当時、勤めていた三重県内の中学校で女子生徒と交際し、わいせつな行為に及んだとして、2004年3月に懲戒免職処分を受けていました。

しかし、教員免許を再取得して、2008年に三郷市の中学校に臨時採用されるときに処分歴を隠して、学習塾の講師をしていたと経歴を偽り、その後、13年間にわたって県内の中学校で臨時教諭として働いていました。

酒井教諭はあす付けで吉川市の中学校の教員として本採用される予定でしたが、昨夜、過去の懲戒処分歴が発覚し、きょうになって本人が認めたということです。

経歴を偽った理由については「本当のことを言ってしまうと採用が難しくなると思った」と説明しているということです。

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