男性校長、男性教諭に「かわいいな」とメッセージ
読売新聞オンライン 2021/4/10(土) 7:49配信
大阪市教育委員会は9日、生徒に約30分間正座させるなどの体罰をしたとして、市立中の男性教諭(38)を停職2か月とするなど小学校長や教諭計7人を停職や減給の懲戒処分にしたと発表した。処分はいずれも3月31日付。
発表によると、男性教諭は昨年11月、授業中に悪ふざけをしていた男子生徒の胸ぐらをつかんで廊下に移動させたほか、教室内で約30分間正座させた。
別の市立中で女子バレーボール部の顧問だった男性教諭(30)も停職2か月。昨年7〜8月頃、部員4人に「どつきまわすぞ」などと言い、ボールを投げ当てるなどした。
また、女性職員の携帯番号を履歴書から入手したり、飲食店で太ももや肩などを触ったりした市立小の男性校長(63)を停職2か月の処分。別の市立小の男性校長(60)は、男性教諭に無料通信アプリ「LINE」で「かわいいな」などのメッセージを送信したり、この教諭のロッカーを無断で複数回開けたりし、減給10分の1(6か月)とした。校長2人は3月末で退職した。