監督が誕生祝い生徒へ集金「多い子は可愛がられる」
テレビ朝日系(ANN) 2021/4/19(月) 19:52配信
誕生日祝いに受け取った現金約14万円は剣道強豪校の男性総監督自らが部員から徴収していたものでした。
剣道の強豪校として知られる帝京第五高校。その剣道部総監督の男性が自分の誕生日に合わせて部員から現金を受け取っていたことが分かり、解雇されました。
運営する学校法人によりますと、解雇された剣道部の総監督を務める61歳の男性はおととし、誕生日祝いとして部員全員から強制的に1人5000円を集め、合わせて14万5000円を受け取っていました。
この誕生日に合わせて現金を受け取る行為は少なくとも2009年度から2014年度までの6年間、毎年行われていたということです。集金に応じないとキャプテンが叱責され、保護者が異議を述べても恒例のことであると一蹴されていました。
この総監督を知る人は…。
総監督を知る人:「先生に嫌われたら駄目だという雰囲気はすごくあったみたいですね。気に入らん子がおったら選手としては使わない」
総監督を巡っては剣道部を支援する団体から交付された現金について不明瞭な会計書類が確認されたほか、この支援団体への会費や分担金を卒業生や保護者に対して強制的に求めていたということです。
学校法人は教員としての適格性に欠けるとして剣道部総監督を今月16日付で解雇とし、今後は再発防止と信頼回復に努めるとしています。
愛媛県大洲市の帝京第五高校を運営する学校法人は、剣道部の総監督の男性が誕生日に合わせ部員から現金を受け取っていたのは『教員の適格性に欠ける』などとして、「今月16日付けで解雇した」と発表しました。
学校法人 帝京科学大学は、大洲市の帝京第五高校剣道部の総監督の男性が、自身の誕生日に合わせて、剣道部のキャプテンが部員から集めた現金合わせて14万5000円を受け取っていたと発表。少なくとも2009年から2014年度にかけてこうした集金が習慣化していたと明らかにしました。
学校法人は一部の報道で問題を指摘されたことを受け、今年3月に第三者委員会を設置。
調査を進める中で、剣道部を支援する団体の会費や分担金に応じない卒業生や保護者に対し、督促の連絡をしたり強制的な集金への苦情に対して圧力をかけるなどの問題も新たに浮上したとしています。
また、これらの団体から総監督に交付された現金について精算が確認されないなど不明瞭な会見処理もあったということです。
学校法人は「受け取った金額は社会的儀礼の範囲を超え、教育上ゆゆしき問題」と指摘。「教員としての適格性に欠ける」として、今月16日付けで総監督の男性を『解雇』したということです。
学校法人は「今回の調査結果を真摯に受け止め法令順守の再徹底を図り信頼回復に向けた学校運営につとめてまいります」とコメントしています。