生徒に不適切な行為や体罰 公立校教員ら7人処分 神奈川

生徒に不適切な行為や体罰 公立校教員ら7人処分 神奈川
産経新聞 2015年3月27日 7時55分配信

 県教委は26日、教え子に対する不適切な行為や体罰行為があったとして、公立学校の教員ら7人を懲戒免職や減給、戒告などの懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 懲戒免職処分は3人で、県教委によると、このうち茅ケ崎市内の公立中学校の男性教諭(31)は平成24年12月ごろから26年2月ごろまでの間、教え子や卒業生の少女計4人を1人ずつ誘って自分の車に乗せ、夕方から夜にかけて同市周辺を連れ回して胸を触ったり、抱き締めるなどした。

 また、横須賀市立馬堀中学校の再任用職員の男性(61)は、26年度および同市立大矢部中学校に在任中の25年度に、自分で購入した校長と同じ名字の印鑑を使うなどして公文書を何度も偽造。時間外勤務手当や旅費計約76万円を不正に受け取るなどして懲戒免職処分となった。

 一方、県立藤沢工科高校でバスケットボール部顧問をしていた男性教諭(33)は、26年4月〜9月、部員の男子生徒9人に平手打ちや足蹴りといった計20回以上の体罰を加え、戒告処分となった。男子生徒らにけがはなかった。

 県教委の桐谷次郎教育長は「絶対にあってはならない行為。心からおわび申し上げます」とコメントした。

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