近大元教授の経費2100万円詐取事件 共犯業者も数十万円利益得た疑い

近大元教授の経費2100万円詐取事件 共犯業者も数十万円利益得た疑い
読売テレビ 2021/7/2(金) 19:22配信

 近畿大学医学部の元教授がゴルフ用品などを購入するため、大学の経費2100万円余りをだまし取った疑いで逮捕された事件で、共犯の業者側も数十万円の利益を得た疑いがあることが2日までに大阪府警の調べでわかった。

 送検された近畿大学法医学教室の元教授、巽信二容疑者(66)は、ゴルフ用品など数百点を購入した際、医療用品の購入と偽った領収書を同大学に提出し、経費2100万円余りをだまし取った疑いがもたれている。

 医療機器販売会社の元社員、藤戸栄司容疑者(52)は巽容疑者の指示で領収書を偽造していたが、その際、金額を上乗せして記載し、数十万円から100万円程度の利益を得ていた疑いがあることがわかった。藤戸容疑者は利益の大半を会社の口座に振り込んでいて、府警は、会社の関与ついても調べている。

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