「N先生に連れられ戻ってきた時、涙とヨダレでビショビショに…」横浜市教諭が小4女児に行った、陰湿イジメの全貌
横浜市教諭小4女児イジメ #1
文春オンライン 2021/07/08 坂田 拓也
横浜市のM小学校4年生の担任だった40代の男性N教諭が、特定の児童に対して「配布物を渡さない」「行事で役割を与えない」「給食を少なく盛る」など執拗ないじめを繰り返し、不登校に追い込んでいた。
いじめを受けたその山本美咲さん(仮名=当時9歳)がこれらのことを両親に打ち明けはじめたのは、4年生になって約10カ月過ぎた今年2月のこと。両親はすぐに学校に話したが、学校の対応は二転三転。
他の児童へのいじめの疑惑も浮上しているが、N教諭に「異動」などの処分は下されていない。美咲さんの両親に話を聞いた。
1つは、「M小通信」「学年だより」「時間割」などの配布物を、N教諭が美咲さんに渡さないことだった。美咲さんの席は最前列だったが、N教諭は配布物を配る際に、美咲さんを飛ばして2列目の児童に渡し、3列目、4列目の児童……と配っていた。
こうした配布物飛ばしは繰り返されていたが、美咲さんはN教諭への恐怖心から「(配布物を)ください」と声を挙げることができなかったという。
他にも、授業で使う備品を他の児童には貸し出すが美咲さんには貸し出さないことや、パソコンを使う授業で常に「山本(美咲)さんの分はありません」と言われ、パソコンが割り当てられなかったこと、そして給食を少なく盛られていたことなどが、美咲さんの話や別の児童の親づてに聞いた話で判明したという。
「給食は主に当番の子が盛っていたようですが、N教諭が『山本(美咲)さんは少なくして』と言うため、少量しかおかずが盛られなかったようです。美咲に『どのくらい?』と聞くと、本当にわずか一口、二口程度の量を手で示しました」(父親)