高3プール重傷事故、教諭が危険指導認める 初公判

高3プール重傷事故、教諭が危険指導認める 初公判
産経新聞 2021/7/9(金) 19:14配信

東京都立墨田工業高(江東区)で平成28年、水泳の授業中の飛び込み練習で3年の男子生徒=当時(18)=が頚髄損傷などの重傷を負った事故で、危険な飛び込み方法を指導したとして業務上過失傷害罪に問われた高校教諭、松崎浩史被告(48)の初公判が9日、東京地裁(鏡味薫裁判官)で開かれ、松崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で、高く飛びすぎるとプールの底に衝突する危険性があると認識していたにも関わらず、松崎被告が前方に差し出したデッキブラシを越えて飛び込むよう生徒たちに指示したと指摘。事故直前には別の生徒が額をプールの底にぶつけたと申告していたが、「けがをしなかったから次も大丈夫だろうと軽信した」と主張した。

松崎被告は昨年12月に略式起訴されたが、東京簡裁が今年1月に略式命令は不相当と判断し、正式な裁判を開くことを決めた。

ついに実名が出ました。

この事件に関する過去記事

2016年鳥取県で小学生がプール底に頭を強打した件

2014年の名古屋で中学生が飛び込みで重い障害を負った件

2014年大阪府八尾市で中学生に重い障害が残った件

2012年静岡県で高校生が首の骨を折った件

2011年大阪府東大阪市で中学生がプールの底に頭を打ち肢体まひの障害となった件

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