システムを操作し休暇を不正に取得 警察学校の職員を懲戒処分

システムを操作し休暇を不正に取得 警察学校の職員を懲戒処分
チバテレ 2021/7/26(月) 12:35配信

 給与や休暇を管理するシステムを操作し、不正に休暇を取得したとして、警察学校に務める男性職員(52)が減給の懲戒処分になりました。

 千葉県警によりますと、警察学校に勤務するこの男性職員は、2019年7月から2020年5月までの間、17回にわたって給与や休暇を管理するシステムを操作し、6日と1時間15分の休暇を不正に取得したということです。

 男性職員は、21日付での懲戒処分(減給100分の10・3か月)となりました。

 男性職員は警察学校で職員の休暇などに関する業務を行っていて、システム上の取り消し権限があることから、自身の取得済みの休暇の記録を取り消すことで不正に休暇を取得していました。

 男性職員は、公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで21日、書類送検されました。

 調べに対し、「家族の看護で休暇が不足する恐れがあり、不正に取得しようと考えた」などと話していて、21日付で依願退職したということです。

 県警の川口光浩主席監察官は、「県民の皆様に深くお詫び申し上げるともに職員の指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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