声掛け徹底せず部員を平手打ち 高校総体8強、鹿児島南高女子バレー部顧問が体罰
南日本新聞 2021/8/25(水) 6:15配信
鹿児島南高校(鹿児島市)の女子バレーボール部顧問の40代男性教諭が、練習試合中に部員の顔を複数回平手打ちしていたことが24日、同校への取材で分かった。学校側は顧問や部員への聴取を受けて体罰と認め、教諭を8月11日付で顧問から外した。部員にケガはなかったという。
同部は7月の全国総体に出場し、8強に入った。現在は当該部員も含め、副顧問の下で練習している。
同校によると、体罰があったのは3月下旬、県外での練習試合中。セット間に体育館隅へ部員を連れて行き、両手のひらで両ほおを交互にたたいた。選手間での声掛けをするように口頭で繰り返し指示したが、徹底されなかったため、平手打ちしたという。
8月10日に校内職員から体罰に関する情報が寄せられ、顧問を聴取。全部員32人に実施した書面アンケートと合わせ、事実関係を認定した。学校側の調べに対し、顧問は「迷惑を掛け申し訳ない」と反省しているという。
石田尾行徳校長は「いかなる体罰も許されない。根絶に向けて再発防止を徹底したい」と話した。