日大背任 理事“約2億円”外部に流出か
日本テレビ系(NNN) 2021/9/10(金) 11:58配信
日本大学の付属病院の建設工事をめぐり、大学本部などが東京地検特捜部の家宅捜索を受けた事件で、大学の理事が工事の契約に絡んで、およそ2億円の大学側の資金を外部に流出させた疑いがあることが分かりました。
特捜部は8日、日本大学医学部付属板橋病院の建設工事に関連した契約をめぐって、大学の理事が大学側に損害を与えた背任の疑いがあるとして、関係先として大学本部などの家宅捜索を行いました。
その後の関係者への取材で、病院の建設工事をめぐって都内の設計事務所に20数億円で発注した契約に絡み、大学の理事が、およそ2億円を外部に流出させた疑いがあることが分かりました。
一方、関係先として8日、自宅の捜索を受けた田中英壽理事長は、10日午前、集まった報道陣に対し言葉を発することなく、車に乗り込みました。特捜部は、今後、不透明な資金の流れについて実態解明をすすめるものとみられます。
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