《山形中学女児イジメ飛び降り自殺》「死ね、キモい」学校が隠蔽した“陰湿イジメ手紙”と“アンケート調査” 遺書に書かれていた最後の言葉は…
文春オンライン 2021/10/1(金)
山形13歳少女イジメ飛び降り事件 #2
「処置室から病室に移動して、警察関係者らしき人がせっちゃんの遺体を調べていました。その後、刑事さんから『こういう亡くなり方なので、この後、ご自宅のノートなどを調べて原因の糸口を見つけたい』と言われました。その時の会話で『下駄箱にも〈死ね、キモい〉と書かれた手紙が入れられていたみたいですね』と、言われて驚きました。『ご存じなかったですか?』と聞かれて、『はい、初めて聞きました』と。妻も『それは知らなかった』と、あまりの衝撃に私たち夫婦は頭の中が真っ白になりました。なんでこんな大事なことを学校ではなく、この状況で刑事さんから聞かされているんだ、と。悔しい思いでいっぱいでした」
「昨年6月に学校側が『いじめに関する保護者アンケート』を行った時には、まだせっちゃんから何も話を聞いていなかったので、イジメを受けているかどうかについては『あてはまらない』に〇印をしました。ただ、次に同様のアンケートが行われた11月には、せっちゃんがクセ毛をからかわれたり、合唱祭の時などにクラスメイトから悪口を言われていたことを本人から聞いていたので、イジメに関しても『あてはまる』に〇をしたんです。せっちゃんは『内容まで書かなくていいよ』と大事にしたくないようでしたので、詳しくは書きませんでした。
しかし、学校が教育委員会に上げた報告書では、私たちが提出した11月のイジメに関するアンケートとして、『あてはまらない』の項目に〇印がされて提出されていたのです。私たちは持参した11月の資料のコピーを取り出して何度も確認もしましたが、確かにイジメについての項目では『あてはまる』に印をつけていました。その時に初めてアンケートが改ざんされていたことに気づいたんです。せっちゃんが亡くなってから、退任する3月まで、前校長は毎晩のように自宅に来てくれましたが、アンケートのことや、刑事さんから伝えられた下駄箱の手紙などのイジメに関することは一度も話してくれませんでした。なぜ、イジメを訴えた娘のアンケートが改ざんされたのでしょうか……?