【独自】福島県外避難の高校生 山梨の公立大で出願拒否
テレビユー福島 2021/10/3(日) 11:52配信
原発事故で福島県外に避難している高校生が、住民票を移していないことを理由に、公立大学への出願を拒否されていることがわかりました。
問題となっているのは、甲府市の山梨県立大学の「学校推薦型入試」です。先月、この試験に県内から山梨県に避難している女子高校生が、出願しようとしたところ、住民票が福島県内であることから断られました。
母親によりますと、生徒は山梨県内の高校を卒業予定で、避難者登録もしていることから「居住の実態は明らか」とし「受験するチャンスがほしかった」と話しています。
大学の募集要項では、「県内に住所を有する」という文言がある一方で、住民票の提出を求めています。大学は取材に対し「公平性の観点から公表後の要項の変更はできない」としています。
大学教員の立場で、この問題に関わってきた東京経済大学の早尾貴紀教授は「ほとんどの公立大学は生活実態があれば出願できる。DVや災害などでも住民票を移せないケースがあり、出願要件にするのは現実に即していない」と指摘しています。