旭川中2女子”いじめ疑い”…第三者委員会メンバー2人除外を報告 「加害・被害」双方との関係が判明
北海道ニュースUHB 2021/11/26(金) 16:21配信
北海道旭川市で3月、当時中学2年生だった女子生徒が遺体で見つかり、いじめが疑われている問題で、旭川市教育委員会は11月26日、調査を進めている第三者委員会のメンバー2人が、調査対象の関係生徒と何らかの関係があるとして、メンバーから除外したことを正式に報告しました。
この問題は3月、旭川市内で当時中学2年生だった広瀬爽彩さん(当時14)が公園で凍死しているのが見つかったもので、旭川市教育委員会は4月に「いじめの重大事態」と認定し、5月以降、第三者委員会を設置し、調査を進めています。
26日午後に開かれた旭川市議会の経済文教常任委員会で、旭川市教育委員会が報告しました。
報告では弁護士や医師など計11人で構成される第三者委員会のメンバーのうち、医師と臨時委員の弁護士が調査対象の関係生徒と何らかの関係があることが判明したため、11月12日以降メンバーから除外したとしました。
1人は、委嘱後まもなく関係があることが判明し、8月に遺族側の代理人が問題ないと一度判断していましたが、その後11月になって遺族側が不安を訴えたため除外することにしたということです。
旭川市教育委員会は、もう1人を含めた関係性を明らかにしませんでしたが、第三者委員会で医師は27日、弁護士は13日それぞれ稼働し、11月12日以降は外れているということです。
その後の取材で、2人は副委員長を務める小児科医と臨時委員の弁護士で、小児科医は加害側と推測される生徒と、弁護士は遺族側と利害関係がある疑いが生じたことがわかりました。
今後、臨時委員の弁護士は辞任し、副委員長の小児科医はこの問題には関わらないものの、委員としては残るということです。
第三者委員会では調査開始前の5月に2人が辞任し、今回2人が外れることで計4人が減ることになりますが、メンバーの追加の選任はせず、9人で調査を進めていくことになります。
さらに委員会では、10月から関係した教職員への聞き取りが始まっていること、11月からは広瀬さんが在籍していた小学校の4年生以上の児童と中学校の全学年の計850人程度を対象にアンケート調査を開始していることが報告されました。
アンケートはWEBでの回答も可能ですが、パスワードがすべて同一のため、委員から「なりすましが可能なのではないか」という質問があがり、「複数の回答があれば把握できるが、可能性は否定できない」と答弁する一幕もありました。
この問題を巡っては、今津旭川市長は年度内の報告を求めていますが、見通しは不透明です。
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