失踪:男性教諭、家族が捜索願 足立区発表 /東京
毎日新聞 2011年3月25日 地方版
足立区は24日、西新井第2小学校の産休代替の男性教諭(42)が失踪し、23日朝から連絡が取れない状態だと発表した。教諭は昨年11月から勤務している1年生の担任で、24日に児童へ渡す予定だった通知表も見つかっていない。
区によると、教諭は茨城県つくば市在住で、体調不良や発熱を理由に17、18、22日と学校を休んだ。23日午前6時半ごろ、母に「大事な物を持っていく」と言って家を出たが、同午前8時半ごろ、学校に「インフルエンザになった」と電話があり、その後連絡がつかなくなったという。教諭の家族は23日夜、茨城県警に捜索願を提出した。
同小は個人情報を含む通知表を校外に持ち出すことを禁じているが、校内や教諭の自宅から通知表は見つからず、代わりの通知表を急きょ作成して児童に手渡した。区によると教諭は普段から休みがちだったが、いなくなった理由はわからないという。【池田知広】