模造銃を拳銃に改造・販売、男送検…客に教諭も

模造銃を拳銃に改造・販売、男送検…客に教諭も
読売新聞 2013年1月17日(木)21時4分配信

 模造銃を殺傷能力のある拳銃に改造して販売したとして、愛知県警は17日、東京都府中市、無職根本秀一被告(50)(銃刀法違反で起訴)を武器等製造法違反(銃砲の無許可製造)と銃刀法違反(拳銃の譲り渡し)の疑いで逮捕し、名古屋地検に送検したと発表した。

 県警は、根本被告の顧客名簿に基づき捜索した結果、埼玉県の公立中学校の男性教諭(51)や広島県の製造業の男性(48)ら7人の自宅や被告の自宅から計34丁の改造拳銃を押収。鑑定中の6丁を除く全28丁で殺傷能力が認められた。事件などに使用された形跡はなかった。県警は、教諭ら7人も銃刀法違反(所持)容疑で書類送検する。

 発表によると、根本被告は2010年5月頃から昨年7月頃までの間、自宅で模造銃1丁を改造し、兵庫県丹波市の無職女性(49)に6500円で販売した疑い。

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