那須女性殺害・遺棄事件の被告に無期懲役を求刑

那須女性殺害・遺棄事件の被告に無期懲役を求刑
産経新聞 2022/3/9(水) 13:06配信

面識のない女性=当時(35)=の自宅に侵入し殺害した後、遺体を栃木県那須町内に遺棄したなどとして殺人、死体遺棄などの罪に問われた元保育士、佐藤喜人被告(30)の裁判員裁判の論告求刑公判が9日、東京地裁(坂田威一郎裁判長)で開かれた。検察側は「計画的で卑劣な犯行だ」などとして無期懲役を求刑し、結審した。判決は17日。

検察側は論告で「被害者が苦しむことも意に介さず、5分以上も首を絞めて殺害した」と指摘。「再犯の恐れもあり、反省も認められない」とした。弁護側は「犯行に計画性はなく、凶器などは用いていない」などと刑の減軽を訴えた。

起訴状などによると、被告は令和2年9月24日、東京都豊島区の女性宅に侵入し暴行を加えた後、殺害。同27日、同町内の山林に掘った穴に遺体を埋めたとしている。別の女性3人に対する強制わいせつ罪にも問われている。

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