女子小学生が40代教師の性暴力を告白「頭を持ってガン!って。痛くて血が出たけど…」 調査を行った学校側が出した“3行だけの結論”
『黙殺される教師の「性暴力」』より #2
南 彰
文春オンライン 2022/05/19
「高木、チンチン出すんだよ」
「えっ?」
ジャガイモを切っていた包丁を滑らした。振り返ると、聖子は一点をうつろに見つめていた。
「気持ち悪いって言うと、『くそばばあ』って言うんだよ」「『そこで出すと気持ち悪い』って言っても、『いいじゃない』って言うの。ほかの子の前でも出すんだよ」「手を洗っているとき、おっぱいぎゅうするんだよ」「服をめくるんだよ」「トイレにも入ってくるんだよ。中に入ってくる時もある。『ごめんなさい』って言ってもやめてくれないんだよ」「くすぐった後、顔パンチするんだよ」「『髪の毛がお化けみたい』って言われた。髪の毛を引っ張って、廊下に出されたこともあるんだよ」「『この口が悪いんでしょ。口をはさみで切って殺すからね』って言われた」「『お金を出せ』って言われたから『無い』って言うと『むかつく』って言われるの」
「今まで話していないことはない?」
「オマタにチンチンつけてきた」
悪い方へ、予感が的中した。
「立って?」
「寝っ転がって。痛かった」
聖子は両手で自分の頭を両側から押さえた。
「頭を持ってガン!ってするんだよ。痛くて血が出たけど、タカギは『誰にも言っちゃダメ』って」