水筒使って男児に傷害、水泳インストラクターに略式命令 岡山簡裁

水筒使って男児に傷害、水泳インストラクターに略式命令 岡山簡裁
山陽新聞デジタル 2022/5/18(水) 21:17配信

 岡山区検は18日、岡山市のスイミングスクールで児童にけがを負わせたとして、傷害罪で同市北区、インストラクターの男(36)を略式起訴。岡山簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。

 起訴状では4月21日午後7時20分ごろ、指導中にプール内で泳ぎ終わった直後の男子小学生=10代=の頭部にステンレス製の水筒を落とした上、ビート板で2回たたいて約1週間のけがを負わせたとしている。

 岡山市のスイミングスクールでインストラクターの男がスクール生の男子児童に水筒を投げつけ頭にけがをさせたとして逮捕されました。男子児童は頭を3針縫ったということです。
 傷害の疑いで逮捕されたのは、岡山市北区中井町に住むスイミングスクールのインストラクター、松岡大右容疑者(36)です。
 警察によりますと、松岡容疑者は4月21日の午後7時20分ごろ、勤務するスイミングスクールで、スクールに通う10代の男子児童にステンレスの水筒を投げつけるなどして全治約1週間のけがをさせた疑いが持たれています。
 男子児童からの被害申告を受けて警察が捜査していました。
 警察の調べに対し松岡容疑者は「水筒を投げつけてはいない」「落とした水筒が頭に当たってけがを負わせてしまった」と容疑を否認しているということです。男子児童の保護者は再発防止策を求めています。
(男子児童の母親)
「子どもを守っていける仕組みにしてほしい。うちの子がきっかけでもいいので」
 松岡容疑者が勤務するスイミングスクールは今回の件について「けがをした方にはおわびするしかない事件があったことは把握しているが、詳細についてはコメントできない」としています。

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