カウンセリングと称し客にわいせつ行為の疑い 元大学准教授を逮捕

カウンセリングと称し客にわいせつ行為の疑い 元大学准教授を逮捕
毎日新聞 2022/8/3(水) 17:34配信

 カウンセリングと称して客にわいせつ行為をしたとして、北海道警札幌北署は3日、星槎道都大社会福祉学部元准教授、佐々木智城容疑者(50)=札幌市南区澄川4の7=を準強制わいせつ容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は2月13日午後3時半ごろ、同市北区の自身が運営する心理カウンセリング施設で、カウンセリングをかたって20代の女性客の服を脱がし、体を触るなどしたとしている。容疑をおおむね認めているという。佐々木容疑者は准教授職と並行し、臨床心理士としてトラウマの治療や、生まれつき敏感で刺激を過度に感じる人「ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)」への支援などをしていたという。

 道警によると、行為を不審に思った女性から相談を受けた母親が「娘がカウンセラーにわいせつな行為をされた」と110番した。同大によると、佐々木容疑者は6月初旬に「大学に迷惑をかけるかもしれないので緊急で辞めさせてもらいたい」と退職したという。【谷口拓未】

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