スクールバス 故意に“急ブレーキ” 2回 複数の小学生がケガ「騒ぐ児童を静かにさせるため…」

スクールバス 故意に“急ブレーキ” 2回 複数の小学生がケガ「騒ぐ児童を静かにさせるため…」
北海道ニュースUHB 2022/9/1(木) 9:21配信

 北海道小樽市の小学校でスクールバスの運転手が何度も故意に急ブレーキをするなどして、複数の児童がケガをしていたことがわかりました。

 小樽市教育委員会によりますと、8月26日午後2時40分ごろ小樽市立潮見台小学校のスクールバスの運転手が、小学校の敷地内で2回にわたりバスのブレーキを緩めて発進させた後にブレーキを強く踏み込み急停止させました。

 バスには、下校する児童25人が乗っていて、数人が前の席に体をぶつけるなどしてケガをしました。乗降用のドアは開けたままでした。

 児童は額や首などに痛みを訴える軽傷です。

 保護者から当日、学校に連絡があり発覚。

 男性運転手は「車内で騒ぐ児童を静かにさせるため、故意に急ブレーキをした」などと話したということです。

 運転手は教育委員会の会計年度任用職員で、翌27日に乗務担当を外れたということです。

 小樽市教育委員会は「あってはならない事案。再発防止と安全運転の徹底に努める」とコメントしています。

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