認可保育園の不正支出 理事長の娘が8000万円を私的流用 「投資やギャンブルに使った」 福岡・春日市

認可保育園の不正支出 理事長の娘が8000万円を私的流用 「投資やギャンブルに使った」 福岡・春日市
TNCテレビ西日本 2022/9/9(金) 9:45配信

福岡県春日市の認可保育園で、理事長の娘が園の運営費を不正に引き出していた問題で、引き出された額が1億5千万余りで、このうち8千万円を私的に流用していたことが分かりました。

不正があったのは春日市の若竹保育園で、今年6月に運営費の口座からの不適正な支出が発覚し県の特別監査を受けていました。

その結果、当時事務職員を務めていた46歳の理事長の娘が、今年5月までの約2年間に400回以上にわたって計1億5千万円あまりを口座から引き出し、うち8千万円あまりを私的に流用していたことが分かりました。

「ほとんどを投資やギャンブルに使った」と不正を認め弁済の意思を示しているということですが、園の理事会は刑事告発を決めたということです。

福岡県は県内の保育園に適切な会計管理を促していくとしています。

福岡県春日市の認可保育園で、女性事務職員が、園の運営費2000万円以上を私的流用していたことが明らかになりました。女性職員は理事長の娘で「投資やギャンブルに使った」と話しているということです。
私的流用が明らかになったのは、福岡県春日市桜ケ丘の若竹保育園です。
福岡県によりますと、園の内部監査の結果、46歳の女性事務職員が去年4月以降、約50回にわたり、あわせて2000万円以上の運営費を自分の口座に移していたことが分かりました。
女性職員は、園を運営する社会福祉法人の理事長の娘で、「ほとんどを投資やギャンブルに使った」と私的流用を認めています。
6月7日付で懲戒解雇されましたが、弁済する意向を示しているということです。
福岡県は4日から若竹保育園に対し特別指導監査を行い、ほかに流用がなかったかなど調べています。

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