校長が検食で“異臭”に気付き被害なし…給食に『排泄物』混入させた疑いで書類送検 女性職員が不起訴処分

校長が検食で“異臭”に気付き被害なし…給食に『排泄物』混入させた疑いで書類送検 女性職員が不起訴処分
東海テレビ 2022/11/2(水) 21:48配信

 愛知県岡崎市の公立学校の給食に排泄物を混入させたとして、ことし6月に書類送検された女性職員について、名古屋地検岡崎支部は不起訴処分にしました。

 岡崎市の公立学校では去年10月、校長が検食の際に異臭に気付き、その後警察がおかずに人の排泄物を混入したとして、当時20代の女性職員を偽計業務妨害などの疑いで書類送検していました。

 名古屋地検岡崎支部はこの女性について、2日付けで不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。

 女性は当時、警察の調べに対して容疑を否認していて、学校では給食のおかずを差し替える措置を取ったため、教職員や子どもたちに健康被害はありませんでした。

 去年10月、愛知県岡崎市の公立学校で給食のおかずから大腸菌が検出された問題で、この学校の女性職員が給食に排泄物を混入させたとして、書類送検されたことがわかりました。
 岡崎市立の学校では去年10月、校長が職員室用の給食のおかずを検食しようとした際に、異臭や変色に気づき、検査で大腸菌が検出されていました。
 その後の捜査で、この学校に勤める20代の女性職員が、給食のおかずに人間の排泄物を混入させた疑いが強まったとして、13日に警察が偽計業務妨害などの疑いで書類送検したことが関係者への取材でわかりました。
 調べに対し、女性職員は容疑を否認しているということです。
 この学校では当時おかずを差し替えたため、教職員や子供たちに健康被害はありませんでしたが、市が警察に被害届を提出していました。

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