裾野市の保育園で虐待(1)寝ている園児に『ご臨終です』 足つかみ宙づりに 6月には別の保育士から園の主任に報告 /今週の静岡

裾野市の保育園で虐待(1)寝ている園児に『ご臨終です』 足つかみ宙づりに 6月には別の保育士から園の主任に報告 /今週の静岡
静岡朝日テレビ 2022/12/4(日) 16:21配信

●11月29日 保護者説明会 裾野市

保護者:「ニュースで報道されていたことより、よっぽどひどいことをしているじゃないですか。宙づりにするとか、ご臨終だとか、自分の子どもがそんなことをされていたらと思ったら…。どう思います?」

保護者:「隠そうとでもしたんですか? ばれなきゃいいやって」

保護者:「あしたから私たちはどういう気持ちで預ければいいんですか」

保護者:「当事者3人。ここに連れて来てよ、今すぐここに」

6月の段階で園に報告

 裾野市の私立「さくら保育園」で、1歳児を受け持つ保育士3人が虐待を繰り返していた問題。園や裾野市によりますと、「さくら保育園」の1歳児クラスを受け持つ保育士3人は、園児を倉庫に閉じ込めたり、足をつかんで逆さづりにしたり、お昼寝の時間に寝かしつけた園児に「ご臨終です」と繰り返し発言していました。虐待は日常的に行われていた可能性があります。

 園が事態を把握したのは8月のことでしたが、6月の段階ですでに1歳児クラスを担当する別の保育士から不適切な指導が行われていると園の主任に報告がありました。

 しかし、その後の見回りで不適切な指導が確認できなかったことなどから、園長への報告も行われず、対策には至らなかったというのです。

さくら保育園 櫻井利彦園長(11月29日):「やっぱり管理の面が甘かったと思います。私の方でもっとよく子どもたちを見ていれば、このようなこともなかったかなと思っております」

保育士「しつけのつもりだった」

 園によれば、虐待をしたとされる保育士3人のうち、2人に対しては9月に1週間の出勤停止処分とした上で、退職を勧告。もう1人はけん責処分としたということです。1人は、9月末に退職していて、あとの2人は、虐待発覚後の先月30日に退職しました。3人はおおむね事実関係を認め、「しつけのつもりだった」などと話しているということです。

 園が事案を把握してから3カ月以上が経って、ようやく明るみとなった今回の出来事。報道で初めて知ったという保護者も…。

保護者(30日):「すごく雰囲気がいい保育園だと思っていて、評判もすごく良かったので『そんなことがあるんだ』とびっくりした。閉じ込めるとか、その子たちのトラウマになっていないか、それで周りの子に影響が出ないかが一番心配」

 11月29日。ようやく開かれた保護者説明会。園は虐待の経緯を説明し、謝罪しました。

さくら保育園 櫻井利彦園長:「大切なお子さんの尊厳を傷つけてしまったこと、保護者の皆さんに大変なご迷惑ご心配をお掛けしたことに深くお詫び申し上げます。誠にすみませんでした」

 説明会は冒頭のみ報道陣にも公開され、その後は非公開に。虐待をしたとされる保育士3人は出席しませんでした。

「宙づりにする」「ご臨終」

 番組では説明会の音声を独自に入手。園長が保護者に説明した事実は、衝撃的な内容でした。

さくら保育園 櫻井利彦園長:「午睡(昼寝)中の園児に対し、『ご臨終です』と言ったA保育士。園児の足をつかみ、宙づりにしたB保育士…」

保護者:「宙づりにするとか、ご臨終だとか、自分の子どもがそんなことをされていたらと思ったら…」

           (12月3日放送)

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