高3生徒自殺訴訟 同級生の名前開示めぐり熊本県が特別抗告

高3生徒自殺訴訟 同級生の名前開示めぐり熊本県が特別抗告
KAB熊本朝日放送 2022/12/8(木) 12:11配信

 2013年に熊本県立の高校の生徒が自殺した問題でいじめに関与した同級生の名前の開示を福岡高裁から命じられた熊本県はこれを不服として特別抗告しました。

 2013年4月、県央の県立高校3年の女子生徒がいじめを理由に自殺。去年5月、遺族はいじめに関与したと見られる同級生8人と熊本県におよそ8340万円の損害賠償をを求め提訴。熊本県の第三者委員会が2015年に公表した報告書でいじめに関与した生徒の名前が黒塗りだったため、黒塗りする前の文書提出を地裁に求めていました。

 熊本地裁は今年5月、名前を黒塗りする前の報告書の提出を県に命令。熊本県は係争中であり、この他のいじめ調査にも影響を及ぼすとして福岡高裁に即時抗告しましたが、高裁も県に報告書の開示を命じていました。

 これに対し、熊本県は7日、最高裁に特別抗告しました。

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