性的暴行教師の死刑確定 最高裁が上告棄却(インドネシア)

性的暴行教師の死刑確定 最高裁が上告棄却
PAGI PAGI POST 2023.01.12

西ジャワ州バンドンのイスラム寄宿学校の女子生徒13人に性的暴行を加えたとして、強制性交等の罪に問われた元教師のヘリー・ウィラワン被告について、最高裁は4日付で被告の上告を棄却する決定をした。これにより死刑判決が確定した。最高裁は決定理由として、子どもの成長を心身ともに著しく害し、重大な影響を与えた罪は非常に重いと説明した。

バンドン地方裁判所による一審判決は終身刑だったが、これを不服とした検察が高等裁判所へ死刑を求め控訴。高等裁判所で死刑判決が決定し、ヘリー被告が最高裁判所へ上告していた。

宗教教師かつ、寄宿舎の校長であったヘリー被告は、2016年から5年もの間、寄宿舎やホテル、自宅アパートで女子生徒らにわいせつ行為を繰り返し行っていた。女子生徒の中には妊娠、出産をしたものや妊娠中の生徒もいた。

 判決によると、ヘリー・ウィラワン(Herry Wirawan)被告(36)は、5年間にわたって、未成年の生徒13人をレイプし、少なくとも8人を妊娠させた。一連の被害は、被害者1人の家族が昨年、被告が娘をレイプし妊娠させたと警察に訴えたことから明るみに出た。

 インドネシアで最も人口が集中するジャワ島にある西ジャワ州の州都バンドン。ここでイスラム寄宿舎(プサントレンと呼ばれるイスラム教徒専用の寄宿制教育機関)を経営し、教師をしていたヘリー・ウィラワン容疑者(36)が逮捕された。立場を利用し、寄宿生活を送る14歳から20歳の女子生徒13人を性的に乱暴した容疑である。被害を受けた女子生徒のうち9人が妊娠し、宗教的に中絶が許されないことなどから出産を余儀なくされた。しかも女子生徒の1人は、2度出産したという。
 ヘリー容疑者には、犯行を隠す目的か、女子生徒が出産した赤ん坊を人身売買組織に売り渡していた疑惑も持ち上がっている。

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