わいせつ行為・セクハラ等で今年度12人懲戒処分…1月までの2カ月間で逮捕者4人 静岡県教委の対策は
テレビ静岡NEWS 2023/2/2(木) 18:44配信
静岡県内では1月までの2カ月間で、強制わいせつ事件や交通事故で教職員4人が逮捕されています。県教育委員会が不祥事根絶に向けて開いた2日のコンプライアンス委員会で、専門家は実践的な研修などを求めました。
県内では今年度 強制わいせつ事件や交通事故、それに体罰などで教職員12人が懲戒処分を受けていて、さらにここ2カ月で教職員4人が逮捕されています。
鈴木櫻子記者 「相次いでいる教師の不祥事。委員会で、その根絶に向けた有効な対策は出されるのでしょうか」
大学教授などでつくる2日のコンプライアンス委員会は、特に子供たちへのセクハラやわいせつ行為を問題視し、SNSの使い方や生徒の相談へ対応など、当事者意識を持てるよう より実践的な研修を求めました。
県教育委員会・池上 重弘 教育長 「子供たちに対する構え、接し方に自覚が足りない教員がいることは間違いない事実。それぞれの事案の背景や私たちが留意すべき点について、地道ではあるが、その都度 伝えて防止に取り組んでいく」
来年度は今年度の対策を継続・強化していくとともに、怒りの感情と上手に付き合う「アンガーマネジメント」を研修に取り入れていくということです。
【解説】
県教育委員会では、今年度 12人に懲戒処分を出しています。交通事故や体罰、それに暴行や盗撮、わいせつ行為といったケースもあります。
この12人に加えて、この2カ月で教職員4人が強制わいせつ事件や交通事故で逮捕されています。
2日の委員会では、子供たちへのわいせつ行為やセクハラの背景にはSNSがあると報告があり、教職員がSNSを正しく使うよう徹底すべきという意見もでました。
また来年度からの新しい取り組みとして、怒りの感情と上手に付き合う「アンガーマネジメント」を取り入れた研修をおこないます。
自分の感情と上手に付き合うことで体罰などを防ぐとともに、よりよい職場の環境を作る効果も期待されているということです。
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