中1女子いじめ自死、市長謝罪 少年センターに相談窓口 野々市

中1女子いじめ自死、市長謝罪 少年センターに相談窓口 野々市
北國新聞社 2023/2/22(水) 16:02配信

 2021年2月、野々市市布水中1年の女子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自死した問題で、粟貴章市長は22日、開会した市議会3月定例会で謝罪した。粟市長は市教育センターにある少年育成センターを市役所に移して相談窓口を設けるなど再発防止と信頼回復に努める決意を示した。

 提出議案の説明に立った粟市長は市教委の第三者調査委員会が「いじめを理由に自殺した」と結論づけた報告書について、厳粛に受け止めているとした。「ご遺族に約2年という長い時間、多大なご心痛とご負担をおかけしたことを大変、重く受け止め、この場を借りて深くおわび申し上げる」と謝罪した。その上で、市教育センターの相談員を4月から2人増員するほか、少年育成センターを市役所内に移転してSNSやいじめに関する相談窓口を開設し、教育相談体制の充実を図るなどと説明した。

カテゴリ 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする