下着盗んだ小学校事務職員の男に有罪判決 盛岡地裁
IBC岩手放送 2023/3/23(木) 16:09配信
盛岡市内のコインランドリーで女性の下着を盗んだなどとして起訴された小学校事務職員の男に、盛岡地裁は23日、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは盛岡市本町通の小学校事務職員・播磨克幸被告(51)です。
判決によりますと播磨被告は去年10月10日、盛岡市内のコインランドリーで乾燥機の中から女性用の下着1枚を盗みました。また今年1月3日にも盛岡市内の別のコインランドリーで女性の下着1点を盗みました。
23日の判決公判で盛岡地裁の宮部良奈裁判官は、「性的な関心を満足させるためにした安易で身勝手な犯行であり、常習性も認められる」と指摘しました。一方で「事実を認めて、謝罪と反省の意思を示している」などとして、検察側の懲役1年の求刑に対し、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
播磨被告は一戸町立一戸小学校と鳥海小学校の事務職員を兼務していて、県教育委員会は刑が確定してから、処分を決めるとしています。