「ギャンブルの借金返済のためだった」教育委員会の職員がデジタルカメラなど村の備品を質入れ 備品に村のものと分かるシールが貼ってあったため発覚
RKK熊本放送 2023/8/17(木) 10:33配信
教育委員会の職員が村の備品を不正に持ち出し、質店に預け入れていたことがわかりました。
不祥事をおこしたのは、西原村教育委員会の20代の男性主事です。
この職員は7月2日から5日にかけ、教育委員会の執務室に置いてあったデジタルカメラ1台と予備の学習用タブレット4台を不正に持ち出し、熊本市内の質店に預け入れおよそ5万5000円を借りました。
備品には、村のものと分かるシールが貼ってあったため、質店から相談を受けた警察が村に問い合わせたことから事態が発覚しました。
村の聞き取りに職員は「借り受けた金はギャンブルの借金返済に充てた。軽率な行動だった」と認めているということです。
持ち出された備品は本人からすべて返却されたため、西原村は刑事告訴を見送る方針ですが、この職員の処分手続きを進めています。