外国語指導助手が無免許運転で物損事故 1カ月の停職処分に【長野】
abn長野朝日放送 2023/8/24(木) 17:40配信
県教育委員会は県内の高校に勤務する男性がおよそ1年3カ月にわたって無免許運転をしたとして停職1カ月の処分にしました。
また、これとは別に公用パソコンから1700人分の個人情報が流出した可能性があることを発表しました。
■内堀繁利教育長
「誠に申し訳ございませんでした」
停職1カ月の処分を受けたのは、中信地区の高校に勤務する外国籍のALT=外国語指導助手を務める男性職員です。県教委によると男性職員は2021年、日本に入国する際、国際運転免許証の有効期限を手書きで書き換えました。そして、免許の有効期限が切れていることを認識しながら、およそ1年3カ月にわたって無免許運転をしていたということです。
今年5月、旅行中の木曽地域で物損事故を起こしたことで発覚しました。男性職員の契約期間は先月末で切れていて更新していないということです。
また、県教委は北信地域の県立高校に2016年度から今年度まで在籍したおよそ1700人の個人情報が流出した可能性があるとも発表しました。
20日、北信地区の県立高校の教諭が学校で公用パソコンを使っていたところ、自身の携帯電話に料金未払いの連絡を受けました。男性教諭が示された携帯電話の番号を公用パソコンで検索したところ、ウイルスへの感染を示す警告画面と連絡先が表示され、連絡すると、マイクロソフト社を名乗る男に指示され、パソコンの遠隔操作が行われたということです。
24日時点で情報が流出した事実は確認されていませんが、県教委は「流出の可能性は否定できない」としています。