「40回を超える不正出金 常習的な犯行」 保護者からの金を着服した元高校PTA職員に実刑判決
UTYテレビ山梨 2023/11/6(月) 17:03配信
甲府城西高校の元PTA職員が約560万円を着服したとされる事件の裁判で、甲府地裁は被告に懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。
業務上横領の罪に問われたのは甲府城西高校の元PTA職員 望月恭子被告(51)です。
判決によりますと、望月被告は2018年から3年間、保護者から集めた模擬試験費用など約560万円を着服したとしました。
6日の裁判で甲府地裁の青木美佳裁判官は40回を超える不正な出金を繰り返した常習的な犯行と指摘しました。
さらにギャンブルに使い、その穴埋めを新たな横領金で行った動機や経緯にくむべき事情はないなどとして、懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。
望月被告は報道陣の取材には応じず、弁護人は本人と相談して控訴するかを検討するとしています。