学校徴収金325万円を借金返済に…白石工業高事務職員懲戒免職処分に〈宮城〉

学校徴収金325万円を借金返済に…白石工業高事務職員懲戒免職処分に〈宮城〉
仙台放送 2023/11/22(水) 17:37配信

白石工業高校の事務職員が、学校徴収金・およそ325万円を自身の借金返済に使用したとして懲戒免職処分となりました。

懲戒免職処分となったのは、白石工業高校の64歳の事務職員です。県教委によりますと、事務職員は今年3月、自身が管理を担当し、保護者から徴収する学校徴収金についておよそ325万円を無断で引き出したということです。

今年10月、口座の点検の際に、職員による無断での引き出しが発覚。事務職員は、「借金の返済に使った」と話していたということです。また、その数日後から、この事務職員と連絡がとれておらず、被害額については、親族が全額弁済したということです。

また、このほか、県内の支援学校に勤める56歳の事務室長が、職員2人に対し、威圧的な態度をとるなどのパワーハラスメント行為を行ったとして、減給3カ月の処分を受けました。

事務室長は、有給休暇を取得した職員に対し、「リフレッシュできましたか。こちらは大変でした」と述べたほか、早く帰宅しようとした職員に対し、「俺がまだ仕事をしているのに帰るのか?」などと述べたということです。

パワーハラスメント行為を受け、職員の1人は精神疾患を患い、45日間の病気休暇の取得に追い込まれました。

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