9歳女児にわいせつ行為でけがさせた罪 元保育士の男(25)が起訴内容認める 岡山地裁
KSB瀬戸内海放送 2024/2/5(月) 14:03配信
9歳の女児にわいせつな行為をしてけがをさせた罪に問われている元保育士の男(25)の裁判員裁判が岡山地方裁判所で始まりました。5日の初公判で、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによると、男は岡山市の児童デイサービス施設で保育士として働いていた2023年3月、施設に送る車の中で当時9歳の女児の下半身を触るなどし、女児に全治2週間のけがをさせた罪に問われています。
5日の初公判で男は「間違いない」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「男は、以前から女の子の体を触ることに興味を持っていた。保護すべき児童に対する極めて悪質な行為だ」などと指摘しました。
弁護側は「仕事のストレスが重なった突発的に起きた事件だ」と主張しました。
裁判は7日に結審する予定です。
児童福祉施設を利用する当時9歳の女の子にわいせつな行為をしてけがをさせたとして、施設に勤務する男が23日に逮捕されました。送迎中の車の中での犯行とみられています。
強制わいせつ致傷の疑いで逮捕されたのは岡山市内の児童福祉施設に勤務する保育士、小野皆星容疑者(25)です。
警察によりますと、小野容疑者は2023年3月、施設の車で当時9歳の利用者の女の子を送迎中、岡山市内の商業施設の駐車場に車を止め、女の子の体を触りけがをさせた疑いが持たれています。
当時、車には小野容疑者のほか、施設を利用する子ども数人が乗っていたということです。
女の子が受診した病院からの通報を受けて、警察が捜査していました。
警察の調べに対し、小野容疑者は容疑を認めているということです。