酒気帯び運転疑いで検挙 県立高校教諭を懲戒免職 県教委
NHKニュース 2024年02月02日 19時22分
甲府市の県立高校に勤める30代の男性教諭が先月、酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されたとして、県教育委員会は2日付けで、この教諭を懲戒免職にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、甲府市の甲府東高校に勤める38歳の男性教諭です。
県教育委員会によりますと、教諭は先月24日、自身が運転する車で笛吹市内を走行中に、センターラインをはみだして警察官に停車を求められ、その後の呼気検査で基準値以上のアルコールが検出されたことから酒気帯び運転の疑いで検挙されました。
教育委員会の聞き取りに対して「前日の夜に同僚5人と酒を飲んだ。運転しても大丈夫だと思った」などと話していて、県教育委員会は2日付けで、この教諭を懲戒免職にしました。
一方、南アルプス市で自転車に乗っていた高校生を車ではねてけがをさせそのまま走り去ったとして、去年11月に逮捕された富士川町の小学校に勤務する20代の男性教諭について、県教育委員会は停職6か月の懲戒処分としました。
県教育委員会は「教育現場への信頼を損ねてしまい、誠に遺憾です。今後、服務規律の徹底を図るなど再発防止に努めます」としています。