川崎市の教職員232人、旅費不正受給や服務規定違反で処分…市長「大量処分は非常に遺憾」
読売新聞オンライン 2024/2/21(水) 9:13配信
川崎市立学校に勤務する多数の教職員に旅費の不正受給や服務規定違反があったとして、計232人が懲戒などの処分を受けた問題で、福田紀彦市長は20日の定例記者会見で「ルール違反で大量処分となったのは非常に遺憾だ」と述べた。
一方で、出張時に自家用車を使ったのに公共交通機関を利用したと申請した旅費の不正受給に関しては、独自の見解を披露。現在は災害時にのみ認められている自家用車の使用が以前は出張時にも認められていたとして、「事務整理がきちんと行われなかった。制度設計上の責任も重い」と主張した。
これに関連し、市は4月から、事前に登録した場合に限って出張時の自家用車の使用を認める。