「ぶっ殺すぞ」体罰と暴言で…相模原市立中教諭(31)が停職3カ月

「ぶっ殺すぞ」体罰と暴言で…相模原市立中教諭(31)が停職3カ月
tvkニュース(テレビ神奈川) 2024/3/5(火) 22:24配信

「ぶっ殺すぞ」などの暴言や体罰を行ったとして、相模原市立中学校の男性教諭(31)が、停職3カ月の懲戒処分になりました。

相模原市教育委員会によりますと、停職処分を受けた男性教諭は去年12月、廊下で男子生徒を指導する際、肩を押して壁際に押し込む体罰を加え、「ぶっ殺すぞ」などと暴言を吐いたということです。また、手に持っていた教材の大きな三角定規を床に投げつけ、「ふざけるな、何回言ったらわかるんだ」と威嚇したとしています。

他の教諭が目撃したことから発覚し、学校がアンケート調査を行ったところ、部活動でも「なんでそんなことができないんだ。 そんな人はいりません、さようなら」といった女子生徒への暴言が発覚。中には、この教諭の指導を受けて3日間不登校になった生徒もいたことが明らかになりました。

この教諭をめぐっては去年4月にも部活動で不適切な指導があり、校長が厳重注意した上で顧問を半年間外れていましたが、同じ部活動に復帰してわずか1カ月で同様の事態が起きたということです。また、市教委は「個人の特定につながるため、生徒の保護者からの意向を受けた」として指導に至るまでの詳しい経緯は明かしていません。

男性教諭は5日付けで依願退職しています。また、管理監督責任として校長が戒告処分となっていて、市教委は「教育公務員としての信用を著しく損ねるものであり誠に遺憾」とコメントしています。

シェアする

フォローする