広島市立中学教諭の男を強制わいせつ疑いで逮捕 学校で教え子触る 海田
中国新聞デジタル 2024/8/2
広島県警海田署は2日、勤務先の学校で教え子にわいせつな行為をしたとして、広島市南区仁保4丁目、市立中学校教諭、増野秀治容疑者(59)を強制わいせつの疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2022年10月ごろ、市内の学校で10代の女子生徒と2人きりになり、後方から突然抱きしめ胸を触るなどした疑い。
同署によると、増野容疑者は人目に付きにくい教室に女子生徒を連れ込んでいたとみられ、「中に着ているシャツの上から触った」と供述しているという。女子側から学校に相談があり発覚した。他にも類似の相談があり、同署は関連を調べる。
市教委教職員課の中田晋介服務・健康管理担当課長は「誠に遺憾。速やかに事実関係を把握し、厳正に対処する」とコメント。増野容疑者が勤務する中学校の校長は「子どものケアを第一に考えたい」とし、スクールカウンセラーの増員を含め市教委と対応を検討する。
市教委によると、市内では2020年度以降、わいせつ行為による教員の逮捕事案は今回で3件目。広島県教委は24年度、わいせつ・セクハラ行為をした教職員6人(2日現在)を懲戒処分。23年度1年間の人数と既に並んでいる。