県立「愛名やまゆり園」3人虐待事件 元職員に懲役2年・執行猶予4年
tvkニュース(テレビ神奈川) 2024/8/2(金) 19:32配信
県立の障害者支援施設「愛名やまゆり園」で利用者3人に暴行した罪に問われた元職員の男の裁判で、横浜地裁小田原支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
県立「愛名やまゆり園」の元職員、有泉祐斗被告(38)は、去年5月から11月にかけて、重度の知的障害がある利用者3人に殴る蹴るなどの暴行を加え、うち1人に足の骨を折る大ケガをさせた罪に問われていました。
これまでの裁判で、動機について被告は、「人手不足や職員の約半数が利用者に対する虐待行為をしていて、感情がまひしていた」などと述べていました。
2日の判決で、横浜地裁小田原支部は、「犯行態様はいずれも危険で、窮状を訴えることが困難な入所者らに対し及んだ点で悪質だ」と指摘。
また、「結局のところ、入所者らが思うように行動しないことへの怒りやいらだちなどから短絡的に犯行に及んだもので、非難を大きく減じる事情とみることはできない」と認定しました。
そのうえで、治療費を全額負担し懲戒解雇となったことなどを踏まえ、懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。
求刑は、懲役2年でした。
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こちらは「中井やまゆり園」