元中学教諭に有罪判決 教え子への強制わいせつ罪 広島地裁

元中学教諭に有罪判決 教え子への強制わいせつ罪 広島地裁
中国新聞デジタル 2024/11/14(木) 20:03配信

 勤務する中学校で教え子にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪に問われた広島市の元市立中教諭の被告(60)の判決が14日、広島地裁であり、後藤有己裁判官は懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 後藤裁判官は被告が被害に遭った女子生徒の担任だった点を挙げ、「健全育成を促す立場にもかかわらず、わいせつ行為に及び、卑劣で悪質性が高い。性的欲求を教え子で発散しようとし、強い非難に値する」と強調。一方で謝罪していることなどに触れ「性犯罪再犯防止プログラムを受けることを前提に保護観察に付する」とした。

 判決などによると、被告は2022年6月ごろと10月6日ごろ、市内の中学校で12歳だった女子生徒を抱き締め、胸を触るなどした。

 広島県警海田署は2日、勤務先の学校で教え子にわいせつな行為をしたとして、広島市南区仁保4丁目、市立中学校教諭、増野秀治容疑者(59)を強制わいせつの疑いで逮捕した。
 逮捕容疑は2022年10月ごろ、市内の学校で10代の女子生徒と2人きりになり、後方から突然抱きしめ胸を触るなどした疑い。
 同署によると、増野容疑者は人目に付きにくい教室に女子生徒を連れ込んでいたとみられ、「中に着ているシャツの上から触った」と供述しているという。女子側から学校に相談があり発覚した。他にも類似の相談があり、同署は関連を調べる。
 市教委教職員課の中田晋介服務・健康管理担当課長は「誠に遺憾。速やかに事実関係を把握し、厳正に対処する」とコメント。増野容疑者が勤務する中学校の校長は「子どものケアを第一に考えたい」とし、スクールカウンセラーの増員を含め市教委と対応を検討する。
 市教委によると、市内では2020年度以降、わいせつ行為による教員の逮捕事案は今回で3件目。広島県教委は24年度、わいせつ・セクハラ行為をした教職員6人(2日現在)を懲戒処分。23年度1年間の人数と既に並んでいる。

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