SNSで知り合った男性に暴行を加え財布を奪った強盗傷害などの罪 保育士の女(25)が初公判で起訴内容を否認
MRT宮崎放送 2024/12/2(月) 19:02配信
去年4月、男女7人で共謀して呼び出した男性に暴行を加えて財布を奪ったなどとして強盗傷害などの罪に問われている保育士の女の初公判が宮崎地裁で開かれました。
この事件は、去年4月、男女7人が共謀し、SNSで知り合った30代男性に暴行を加え、男性のキャッシュカードで現金あわせて24万2000円を引き出したものです。
2日は強盗傷害と監禁の罪で起訴されている宮崎市の保育士、安樂珠美被告(25歳)の初公判が宮崎地裁で開かれ、安樂被告は「強盗致傷や監禁をしているとは知らず、共謀もしていない」と起訴内容を否認しました。
このあとの冒頭陳述で、検察側は、事件は安樂被告を含む男女7人が「美人局」的な方法で金を得ようと、犯行に及んだと説明。
安樂被告は、共犯者の男にSNSで知らない男から連絡があれば報告するよう依頼されたなどとして「被告は共犯者と共謀がある」と主張しました。
一方、弁護側は「被告は犯行について共犯者と意思を通じ合っておらず、強盗致傷の共謀も監禁の共謀も成立しない」と無罪を主張しました。
判決は、今月19日に言い渡されます。