飲酒運転:容疑で検挙、男性教諭を懲戒免 今年3件目 /高知
毎日新聞 2012年12月8日(土)16時25分配信
県教委は7日、高知市内の公立小に勤務する男性教諭(36)が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙されたとして、男性教諭を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。飲酒運転による教諭の懲戒処分は、今年に入り3件目。
発表によると、男性教諭は11月30日午後7時ごろ、同市内の飲食店で開かれた保護者との懇親会に参加。店へは自家用車で向かった。1日午前0時過ぎまでにビールを中ジョッキで4杯、コップで3杯飲んだという。
その後、車内で30分程度仮眠。同日午前1時50分ごろ、車を移動させようと県道を運転している際に中央分離帯に乗り上げる自損事故を起こし、飲酒運転が発覚したという。
県教委は「教職員による飲酒運転の不祥事が断ち切れないことに対し、県民の皆様に深くおわびを申し上げます」とコメント。一方で、教職員の飲酒規制などに関しては「教育委員会から律するということはしたくない」とするにとどめた。【倉沢仁志】
12月8日朝刊