問題行動調査:暴力行為や不登校、小学校で前年度上回る いじめは減少傾向−−昨年度分 /富山

問題行動調査:暴力行為や不登校、小学校で前年度上回る いじめは減少傾向−−昨年度分 /富山
毎日新聞 2012年10月2日(火)16時20分配信

 県教委はこのほど、小、中、高校生の暴力行為やいじめ、不登校などの全国調査「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」のうち、県内公立校の昨年度分の調査結果を発表した。県内では小学校での暴力行為や不登校が前年度を上回った。
 文部科学省が00年度から小、中、高校で、校内外での暴力行為▽いじめ▽不登校▽高校中退者−−について調査している。
 発表によると、学校内外での暴力行為は小学校で37(前年度26)件と11件増加した一方、中学校で256(同271)件、高校31(同51)件とそれぞれ約20件減少した。
 いじめも▽小学校315(同346)件▽中学校272(同272)件▽高校24(同67)件とそれぞれ同数または減少してはいるが、1000人当たりの認知件数は5・5と全国平均(5・4)より0・1ポイント高かった。また特別支援学校では10件と前年度の2件を大きく上回った。県教委の追跡調査では、今年3月末現在のいじめの解消率は80・7%で、全国平均の81%を0・3ポイント下回った。
 年間30日以上の不登校は、小学校で201人と前年度から14人増加したが、中学校で51人、高校でも7人減少した。しかし、高校生では在籍者に占める割合が定時制で1割以上と深刻さがうかがえる。きっかけは、いずれも「情緒的混乱」「無気力」などが上位を占め、続いて小学校では「親子関係」、中、高校で「友人関係」を挙げている。
 高校の中退者は全日制106人で前年度比18人減、定時制110人で同23人増。理由は全日制で「進路変更」が43%以上を占め、その後就職したのは23人、別の学校に就学が10人、無職は35人だった。【青山郁子】

10月2日朝刊

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