市立由野台中学校10人の通知表に誤り、市教委発表/相模原

市立由野台中学校10人の通知表に誤り、市教委発表/相模原
カナロコ 2012年12月27日(木)22時0分配信

 相模原市教育委員会は27日、市立由野台中学校(中央区)の1年生10人の2学期の通知表に誤りがあったと発表した。市教委は誤記載に関係した教諭、校長らを厳重注意するとともに、市内の全小中学校に通知表の再確認を指示した。

 市教委によると、同校1年の全4学級中、3学級で10人11件の誤りがあった。誤りの内訳は、観点別評価が理科で8件、保健体育で2件。科目の総合評価にあたる「評定」が保健体育で1件あった。

 1年生担当の教務主任が誤って古いデータを出力した上、誤りがなかった1学級を含め、学年の4教諭とも記載済みの通知表と成績評価の情報を記した原本との読み合わせをしていなかったという。

 12月中旬の3者面談で成績評定の見通しを口頭で伝えていたが、21日に通知表を配布後、差異に疑問を感じた保護者から問い合わせがあり、誤りが発覚した。同日中に全学年で再点検し、該当10人の生徒宅を訪問し謝罪した。

 市教委は「複数職員での確認作業の徹底をあらためて全校に指示した」としている。

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