(朝鮮日報日本語版) 教え子と性的関係持った小学校教諭、別の教え子とも
朝鮮日報日本語版 2013年1月16日(水)9時44分配信
昨年12月、教え子と性的関係を持ったとして逮捕された小学校教諭が、ほかの教え子とも性的関係を持ったという証言が現れた。江原道の小学校に勤務する男性教諭(30)が、6年生の女子児童と性的関係を持った容疑で逮捕された後、教え子の女子高校生(16)も教諭と性的関係を持ったとの告訴状を警察に提出、受理された。
教諭が女子児童と性的関係を持ったというニュースを見た女子高生は、教諭との関係について父親に打ち明け、父親が告訴状を提出した。教諭と交際するうちに好感を持ったという女子高校生は、(女子児童と性的関係を持ったとの情報に)裏切られたと感じ、事実を父親に打ち明けたとのことだ。女子高校生が教諭と性的関係を持ったとされる期間は、教諭が女子児童と性的関係を持った時期とも一致する。
告訴状によると、女子高校生は、小学6年生のときに教科担任だった教諭と卒業後も携帯電話のメールで連絡を取り合い、昨年2月からたびたび会うようになったという。教諭は女子高校生と一緒に映画を見たり、ドライブに出掛けたりして親交を深めた。昨年4月ごろ、女子高校生は教諭の自宅に行き、スキンシップをした後、性的関係を持ったという。当初は「(性的関係を持っては)だめだ」と話してもいたが、時間がたつうちに互いに愛し合うようになったとのことだ。
告訴状を受理した警察は、性的暴行関連の専門機関を通じ、女子高校生から教諭との関係についての証言を確保した。だが、教諭は警察の調べに対し「強制的に性的関係を持ったことはない」と主張している。女子高校生も「当初は強圧によって性的関係を持った」と主張したが、時間がたつうちに恋愛感情が生まれたという。
教諭は昨年、小学校の女子児童と性的関係を持ったことが明るみに出た際にも「互いに愛し合う関係」と主張していたが、検察は先月20日、未成年者強姦(ごうかん)罪で逮捕・起訴した。満13歳未満の児童と性的関係を持った場合、たとえ同意があったとしても「性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法」に基づき処罰できるためだ。
一方、教諭と女子高校生が性的関係を持った事件について検察は、強制性の有無や、ほかの性犯罪への関与について調べを進める方針だ。